天敵オリーブアナアキゾウムシからオリーブの木を守る
頑丈で育てやすいオリーブの木。
病気や害虫にも比較的強いと言われています。
しかしだからといって、何もしなくてという訳ではありません。
オリーブの木にも天敵となる害虫もいます。
その中でも一番手ごわい害虫がオリーブアナアキゾウムシです。
オリーブアナアキゾウムシを放っておくと、オリーブの木を枯らしてします程の被害になります。
せっかく育てたオリーブの木。
そんなことにならないようにしっかり対策しましょう!
【オリーブアナアキゾウムシの特徴】
オリーブアナアキゾウムシ(ゾウムシ科 アナアキゾウムシ亜科)
寄主植物:モクセイ科木本、オリーブ
本来、ネズミモチ、イボタノキ等モクセイ科の樹木を寄主としていた在来種。
全長15mm程で体色は黒褐色、日本にオリーブが導入された後、オリーブを選好するため主要な害虫となった。
幼虫がオリーブの幹の皮層と形成層を食害する。
成虫の寿命は3~4年。4月下旬~11月下旬頃まで活発に活動する。
皮樹の中に卵を産みつける。孵化した幼虫は成長するにつれて形成層から木質部まで
食害をし蛹(さなぎ)になる。
蛹は、7月頃に羽化し成虫となったら、また外に出て若い樹木を食害する。
【オリーブアナアキゾウムシの対処法】
木の根元におがくずのよう木屑や樹皮の表面にかさぶたが見られたら、オリーブアナアキゾウムシが発生しているサインです。
本来、オリーブの木は滑らかな木肌なので日頃から気にかけておけば、すぐに気が付くでしょう。
成虫のオリーブアナアキゾウムシは発見次第すぐに補殺しましょう。
腐敗した表面を見つけたら、そこをナイフなど先端のとがったものでほじると、食害された
木質部がぼろぼろと崩れます。幼虫や成虫を掻き出し補殺しましょう。
被害にあった部分はすべて綺麗に取り除いておきましょう。
地植えの場合は、株元の雑草をこまめに取り除き、土の表面をきれいに保つことで
木屑が目につきやすくなり早めにオリーブアナアキゾウムシの対処ができます。
農林水産省に登録されたスミチオンなどの薬剤もあります。
しかし家庭で食用とする場合などやはり無農薬栽培がおすすめです。
生命力の強いオリーブの木は、切りとった場所からも再び元気い芽吹いてくれます。
普段から気にかけてあげることが一番の対処法です。
いかがでしたか?
オリーブの木には恐いオリーブアナアキゾウムシ。
ですが、こまめに気にかけてあげることで早めに対処する事ができます。
毎日の観察で、大切なオリーブの木を守ってあげてくださいね。
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